Program – GBS Japan

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GBSの2-year Full time MBAプログラムは、4セメスター制(春/秋の1年2学期制)で、最初のセメスターは、1セメスターを3つのブロック(期間)に分割し、全員同じ必修科目(Core)を履修します。1年目の春学期以降は自分の専攻したい分野(Marketing、 Finance等)に合わせて選択科目(Elective)を選択します。1-year Full time MBAプログラムは5月から8月の夏学期に集中的にコア科目を履修し、9月以降は2-year Full time MBAプログラムの2nd yearに合流するため、1年間という短期間で2-yearプログラムと同じ学位を取得することが可能です。当スクールは上記のFull time MBAプログラム以外にExecutive MBA、Evening MBA等のプログラムを提供しています。

カリキュラムは、学生のフィードバック等を反映して、変更・改善が重ねられており、スモールスクールのメリットを生かして教授やプログラムオフィス側も柔軟に対応してくれます。

授業はすべて1コマ75分(必修科目は90分)で、1科目につき週2コマが通常です。通常の授業は、月/水曜日または火/木曜日の同じ時間帯に開講されますが、Eveningプログラムにように、週1回のみで2コマ連続で開講されるものもあります。

なお、Joint Degree(複数の学位)取得も可能であり、当ビジネススクールではLaw School、Public Health等との提携プログラムが用意されています。また、2-year Full time MBA及び1year Full time MBAのどちらに所属していても指定された科目を履修することでSTEM認定を受けることができます。

以下にてGBSの特徴的なプログラムをいくつか紹介させて頂きます。すべて2-year Full time MBA及び1year Full time MBA共通です。

IMPACT360

実際の企業が抱えるマーケティングやストラテジーの問題を解決するGBSを代表する Hands-onコンサルティングプロジェクトであり、1991年に始まった歴史あるプログラムです。スポンサーである10程度の企業に対して5-6人の学生で構成されたチームがアサインされ、教授や2年生のアドバイザーの指導を受けながら、戦略的な提案をおこないます。生徒は問題解決のために多面的な分析をすることを求められます。プレゼンテーションは、最終報告だけでなく中間報告もクライアント企業に対して行い、実際のビジネス同様にクライアントの期待値を見定めながらプロジェクトを進めます。生徒は様々な分野の教授他がおこなうワークショップ、チームミーティング、教授やコンサルティングファームからのアドバイス、定期的なクライアント企業とのミーティング等を通じて総合的なマーケティングのスキルを学ぶことになります。また切迫した状況でチームをいかにまとめるかなどのリーダーシップのスキルも求められることになります。

Goizueta Advanced Leadership Academy(GALA)

Goizueta Advanced Leadership Academy(GALA)もGBSを代表するプログラムの一つです。当プログラムはLeadership Developmentの内容から更に踏み込み、より具体的・実践的なワークを通して自身のリーダーシップを理解し、発展させることを目的としています。個人別のエグゼクティブコーチングセッションやゲストスピーカーセッション、1年生に対してのメンタリング演習等がありますが、何と言っても目玉はCapstone Experienceと呼ばれるチームワーク課題です。チームメートと5日間昼夜共にし、実際にヨットのセイリングを体験するという非常にユニークなもので、過酷な状況の中で自分に対する理解を深め、リーダーシップマインドとスキルを醸成するという貴重な経験をすることができます。

Directed Study

学生が興味のあるトピックについて教授のサポートを受けながら研究し、その成果に対し単位が付与されます。研究のトピックは学生が自由に設定できます。学生は、教授と直接交渉して指導教官になってもらい、教授の支援の下で特定の分野を学ぶことで1セメスターを通して特定の分野を深く理解することができます。例えば、価格に関するトピックのうちダイナミックプライシングに興味がある場合、価格戦略のコースを履修することでダイナミックプライシングの概略は理解できます。そして、価格理論を専門にする教授に指導教官になってもらいDirected Studyでダイナミックプライシングに特化して学ぶことで例えば各国における公共交通機関における適用事例を横断的に調査し特定の市場への適用可否などを研究することができます。

他の大学院での開講科目の履修

 興味があるトピックがあるがGBSにそれが学べる授業がない場合に、他の大学院の授業を履修し、GBSの卒業単位にカウントできる制度です。他の大学院は、エモリー大学内であればLaw School、Public Healthなど、エモリー大学外であればGeorgia Techなどが対象です。例えば、GBSで学んだ内容を実際の商取引で契約書にどのように反映したらよいか?を学びたいのであればLaw SchoolのDrafting Contractsを履修することでカバーすることができます。

PMEL & オリエンテーション

多くの日本人留学生にとって事前の英語語学研修であるPMEL(Pre-MBA English Language Program)が必須である点もGBSの特徴の一つです。アドミッションオフィスが参加の要否を決定しますが、基本的には非英語圏出身で、かつ英語圏在住経験が一定の条件を満たしていない学生が対象になります。場所は GBSのキャンパスで行われますが、講師は、Language教育で名高いGeorgia Tech University Language Instituteが務めています。 毎年20-25名程度がPMELに参加しており、出身国は日本、韓国、メキシコ等、参加年によって異なりますが、日本人と韓国人が多い印象です。英語圏在住経験がない日本人留学生は、このPMEL開講に合わせて渡米することになります。生活を立ち上げながらの受講となるため忙しい日々を送ることになりますが、少人数クラスで時間を共にすることから、PMEL参加者間での仲間意識が芽生えやすく、グローバルなネットワークを構築する良い機会となります。また、PMELではGBSの名物教授による模擬授業が実施され、MBAが始まる前に本番同様の授業を体験することが出来ます。コールドコール(教授が名指しで生徒の見解を聞くこと)もあり、MBAの授業の厳しさを痛感することになりますが、それもまた良い経験です。

PMEL後は、留学生(英語圏在住含む)向けのオリエンテーション、アメリカ学生を含む全体のオリエンテーションと続きます。MBAプログラムの内容紹介、キャンパス内施設の紹介などの基本的なことから、Team Buildingを目的としたアクティビティまで多岐に渡ります。オリエンテーション中に、最初のセメスターを共にするCoreチームが発表されます。チームの構成員数は5人~6人で、国籍はアメリカ人3~4人、留学生1~2人、という構成が基本パターンです。Finance やMarketingなどバックグランドが偏らないように構成されています。オリエンテーション後半では、米軍基地内の施設にて1日かけてチーム単位で様々なアクティビティを行います。このイベントでチームの距離感・結束力を高め、MBAの本プログラムに臨むことになります。

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